山梨、長野を走る(Aug. 27, 2008)

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 久しぶりの快晴である。ほんとうに久しぶりだ。気持ちもくさくさしていたから、ここはツーリングに行くしかない。Sくんも同じ気持ちだと見えて、朝、メールをチェックすると、ツーリングに行くのなら電話下さいとあった。
 9時までに八王子インターに到着すれば通勤割引が利用できるので急いだが、踏切で長く待たされたために9時を過ぎてしまい、割引の恩恵には与れなかった。しかも、藤野PAで9時15分に待ち合わせていたがそれにも遅れてしまった。
 まだ学校が夏休みということもあって中央道は車が多い。雲が多いが、久しぶりの青空が目にしみる。雨の不安が完全に払拭できないので防水ウェアを着ていたが、陽射しも強く。汗だくである。
 甲府昭和で下りて、県道を芦安温泉方面に向かい、途中右折、広域農道を白州方面に向かう。車がほとんど走ってないゆえに快適である。雲がさらに多くなり、八ケ岳は頂上付近が雲に覆われて見えない。いつか、数年前に一度走ったことのある道を選んで走る。
 まだ正午になっていなかったが、白州の道の駅で昼食を食べる。冷やしたぬきを食す。昼食後、20号線ばかりではつまらないので南アルプスの麓に沿う道を走ろうと探したが道が見つからず結局20号線に戻ってしまった。甲州街道でも信濃境駅辺りが何かもっとも旅愁を覚えるのはなぜだろう。
 甲州街道茅野市に近づくと渋滞気味になるので、途中で道を逸れて、長い八ケ岳の裾野をかけ上がり、白樺湖方面を目指す。県道17号線にぶつかればもうこちらのものだ。
 白樺湖と蓼科の分かれ道に到着したときSくんがホーンを鳴らす。空模様があやしくなってきたし、蓼科方面に行き、麦草峠を越えて、中央道で帰ろうという。ぼくも同じことを提案しようと思っていたのでむしろありがたかった。
 麦草峠までの長いワインディングは車がほとんど走っていなかったので気持ち良く走れた。高度が上がれば気温が下がる。頂上付近でSくんがホーンを鳴らすので景色でも見たいのかと思ったら寒いので上着を着るという。
 峠を佐久側に数キロ下ったところにあるふるさとというドライブインでコーヒーをしばし休憩する。いつも車やオートバイでいっぱいの駐車場も今日はがらがらだ。
 ふるさとの脇の道を松原湖方面に下る。初めての道で、何度か麦草峠に来たのにこの道のことは知らなかった。
 国道まで下り、清里方面に向かう。野辺山で川上村方面に左折する。野菜の畑がゆるやかな起伏のある高原に広がり、いかにも信州を走っているという気分になる。
 信州峠を越えて増富、増富から明野方面に広域農道を走る。時刻は4時も過ぎ、小腹が空いたのでくわの実でうどんを食べることにする。今日も地元のおじさんたちが生ビールなどを飲んでいる。店の前には車や軽トラが並んでいるが、まさかビールを飲んだ後そのまま運転して帰るのだろうか。
 韮崎から中央高速にのる。談合坂SAで休憩する。帰宅は7時少し前である、走行距離は400キロに少し足りないぐらい。Sくんは400キロを超しただろう。