2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

小比企高原の樹3(Dec. 31, 2006)

樹木が一本ぽつんとあるのはなかなか哀愁があってよい。とくに広い場所にあるとその孤立感に共感を覚える。 面白い形の細く低い木があった。土手の上にあって、下の道から見上げると、その樹の変に人間的なシルエットといい、空に浮かぶ昼の月といい、何かし…

小比企高原の樹2(Dec. 31, 2006)

今日はほんとうに寒かった。身体もだが何か心まで冷えきってしまったようだ。ここ2、3日の憂鬱な気分からまだ抜け出せない。

小比企高原の樹1(Dec. 31, 2006)

午後2時カメラを持って小比企高原へ。快晴であるが風は冷たい。農地で働いている人の姿もほどんと見られない。今日は樹木を中心に写真を撮った。桑の木の筋肉がごつごつした小人のような姿が印象的だ。

ヒデマロがいつものように迎えてくれる(Dec. 20, 2006)

正午頃マンションに帰ると、ヒデマロが迎えてくれた。ヒデマロが鳴くと、1階の部屋の窓に猫の姿が現れた。家猫でたぶん一度も(医者に行くとき以外は)外に出たことのない猫だ。 家族はまだ寝ていた。中華風おかゆを作る。

浅川土手を歩く(Dec. 20, 2006)

帰宅する前に陵南公園に寄って見る。駐車場に車を停めて、浅川の土手を歩くが、今日もまだ水量は豊富である。よく澄んでいる。親や祖父などに連れて来てもらった子どもたちが川に石を投げて遊んでいる。しかし、それはきれいに晴れているというのに、気持ち…

小津町から恩方の興慶寺へ3(Dec. 20, 2006)

興慶寺の墓地はバラ園になっており、それが卒塔婆など合っているのが面白い。

小津町から恩方の興慶寺へ2(Dec. 20, 2006)

一本杉が切り倒されているのを見て憂鬱な気分がぶり返してしまった。もうそれ以上小津川の上流に行きたいという気持ちも失せてしまった。ほんとうに嫌な気分である。車を駐車した所にもどり、さて、どうすればこの嫌な気分が晴れるか考えたが、考えれば考え…

小津町から恩方の興慶寺へ1(Dec. 20, 2006)

8時半に目が覚めた。9時過ぎシリアルで簡単に朝食を済ませ、カメラを持って出かける。家族たちはまだ寝ていた。 どこに行くか迷ったが、小津町に行ってみることにした。まだ憂鬱な気分が続いており、なるべく人と出会わない場所に行きたかったのだ。 バス…

南千住の夕景(Dec. 29, 2006)

グレコ母さんと南千住に行く。義父が晩年住んでいた団地の遺品の整理やら何か話し合いがあるらしい。ぼくは行く必要がなかったが運転手を買って出たのである。しかし、首都高は大渋滞で、先日のように迷うことはないけれども、ほんとうに辛かった。運転席の…

椿公園の欅(Dec. 29, 2006)

暮の29日というのは、田舎の家では餅つきの日と決まっていた。なぜ29日という押し詰まった日に決まっていたかというと、臼と杵とを貸し借りして餅つきをしていたからで、我が家には臼がなかったので前の家から借り、前の家には杵がなかったので我が家が貸し…

雲(Dec. 28, 2006)

午後3時半、上野にダリ展を観に行くという息子を京王線のめじろ台駅まで送る途中、何という名の雲か知らないけれども、うろこ雲のような雲が東西に長くのびていた。この季節にはめずらしいように思えるが、例の爆弾低気圧に関係あるのだろうか。 息子を駅で…

昼飯の菓子パンを買いに行く2(Dec. 28, 2006)

パンを買ったので家に電話してみる。グレコ母さんが出かける用事があるので時間を確認したかったのだ。12時半に家を出たいという。時刻は11時45分、かなり厳しい。浅川の土手を陵南公園まで歩く予定だったが諦めざるをえないようだ。 浅川の土手を上流に向か…

昼飯の菓子パンを買いに行く1(Dec. 28, 2006)

午前11時、天気もよいので散歩に出る。浅川の土手を歩こうと思ったので、アジアドで昼飯の菓子パンを買ってこようかとグレコ母さんに提案すると、買って来て欲しいという。 真覚寺の方から行くことにする。近くの保育園の子どもたちが保母さんたちに連れられ…

小比企高原を雲が流れる4(Dec. 27, 2006)

低気圧が南からの温い風を呼び込んだのか上着がお荷物になるような陽気の一日だった。

小比企高原を雲が流れる3(Dec. 27, 2006)

空が広いので雲が低く見える。遠くの富士山もまぶしく輝いていた。

小比企高原を雲が流れる2(Dec. 27, 2006)

雨の後なので畑の土がいい色をしている。白菜や大根やカブや青菜などを取り入れる女性たちがあちこちの畑で働いている。

小比企高原を雲が流れる1(Dec. 27, 2006)

午後2時、徹夜のアルバイト明けでまだ眠っている息子をそのままに、また散歩写真で出かける。午前中の裏高尾も楽しかったが、明るく雲が美しかったので広い開放感のある場所に行きたくなったのだ。

裏高尾を散策する2(Dec. 27, 2006)

今日は山道は歩かずに(まだ陰っていた)、国際鱒釣り場の方に向かって歩いてみる。釣り人はいない。花はほとんど見られなくなったが、よく見ると日当りのよい所にはスミレやオオイヌノフグリが咲いていた。印象的だったのはミズヒキが枯れてドライフラワー…

裏高尾を散策する1(Dec. 27, 2006)

8時半目を覚まして窓を見ると光がきらきら降り注いでいる。真っ白い雲の間に真っ青な空が見える。 10時過ぎ車で裏高尾へ。いつものところに車を駐車する。夜半まで雨が降っていたのだろう(そういえば夜半雷鳴がした)、道にはまだ水が流れていたし、渓流は…

老眼鏡(Dec. 26, 2006)

半年ぐらい前に新宿の東急ハンズで購入した老眼鏡を今日初めてケースから出して使った。すぐになくしたり壊したりするので老眼鏡は1000円ぐらいのを使っていたが、やはり安かろう悪かろうで、どうにもスタイルが気に入らない。そんなときに偶々東急ハンズで…

雨の日は眠い?(Dec. 26, 2006)

夢は五臓六腑の疲れというけれども、やはり疲れているのか、ごちゃごちゃした夢を見た。あまりにごちゃごちゃしていたのでどんな夢であったか忘れてしまったが、最後の部分は覚えている。いや、覚えているというよりも、その夢で目が覚めてしまったのだった…

ニコが食事を要求する(Dec. 25, 2006)

ニコはあまりわれわれに近づかない。近づくときは餌を要求するときで、鳴いたり、スネコスリをしたり、諦めることを知らない。

浅川土手を歩く5(Dec. 25, 2006)

バスを降りる。通りや、西日が当たる工場の壁や打ち捨てられたように放置された車の前に咲く花を写す。家に帰ると息子はいない。

浅川土手を歩く4(Dec. 25, 2006)

高尾駅の南口に出た。ドトールかマクドナルドでコーヒーでも飲みながらポケットにしのばせてきたルソーの『孤独な散歩者の夢想』でも読もうかと思ったが、どうもその気になれず、ダイエーの店舗内にある古本屋を覗くことにした。何冊か欲しい本があったけれ…

浅川土手を歩く3(Dec. 25, 2006)

浅川の土手をさらの上流まで歩き、途中、川岸を離れて廿里(とどり)という地区を抜ける。今のマンションに移転する前は、もう20年も前のことになるが、この地区を通って高尾駅まで歩いて通ったものだ。だいぶ周辺の様子は変わったが、ずっと昔からある一軒…

浅川土手を歩く2(Dec. 25, 2006)

御陵橋を渡り、陵南公園へ。浅川の左岸、桜並木のある土手を歩く。 土手を歩きながら中田和昭というカメラマンのことを考えていた。3、4週間前にブックオフで買った雑誌「日本カメラ」の2006年9月号に数葉のモノクロ写真が掲載されており、そのうちの1枚…

浅川土手を歩く1(Dec. 25, 2006)

疾風怒濤の一週間が過ぎて、グレコ母さんは今日から仕事である。10時過ぎ車で職場近くまで送る。街は意外に静かだ。 家の近くの印刷屋さんに法事の通知や葉書の印刷を頼んで12時過ぎに帰宅すると、息子は起きていて即席ラーメンを食べていた。例年ならばクリ…

冬景色の小比企高原に菜の花が咲いていた3(Dec. 24, 2006)

空の雲はいよいよ厚くなってきた。だいぶ光が乏しくなってきた。樹木のシルエットが美しい。

冬景色の小比企高原に菜の花が咲いていた2(Dec. 24, 2006)

雑木林の中の坂道を枯れ葉を踏みしめながら下る。なかなかよい道だ。雑木林は少なくなるばかりだが、いつまでも残っていてほしいものだ。

冬景色の小比企高原に菜の花が咲いていた1(Dec. 24, 2006)

昼食後、日が照っていたのでグレコ母さんを散歩写真に誘う。葬儀が終わっても頻繁に電話があり休む暇もないから、少し外の空気を吸い、空などを見上げる必要があると思ったのである。グレコ母さんも行く気であったが、頭が痛い、気持ちが悪いということでや…