小津町から恩方の興慶寺へ1(Dec. 20, 2006)

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 8時半に目が覚めた。9時過ぎシリアルで簡単に朝食を済ませ、カメラを持って出かける。家族たちはまだ寝ていた。
 どこに行くか迷ったが、小津町に行ってみることにした。まだ憂鬱な気分が続いており、なるべく人と出会わない場所に行きたかったのだ。
 バスが引き返す場所に車を駐車して小津川に沿って歩く。川の水は驚くほど澄んでいて、光が川底で踊っている。近くの家から焚き火の煙がただよってくる。いい香りである。
 犬に吠えられる。小津町はやけに犬の多い所で、しかもいわゆるペットというよりも番犬や猟犬といった類いの犬たちなので他所者を見かけると吠えるのだ。最近は犬に吠えられることがないが、こうしてたまに吠えられると、子どもの頃の恐怖が蘇り落ち着かなくなる。
 ショックだったのはこのブログの9月24日に写真をアップした一本杉が消えていたことである。見事に真っすぐに天に向かって伸びていた杉の木であったから、なぜ切られたのか不明だが、犯罪行為ではないか、と猛烈に腹が立つ。それと同時に、気分が悪くなり、先に進む気がしなくなってしまった。