小比企高原の樹3(Dec. 31, 2006)

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 樹木が一本ぽつんとあるのはなかなか哀愁があってよい。とくに広い場所にあるとその孤立感に共感を覚える。
 面白い形の細く低い木があった。土手の上にあって、下の道から見上げると、その樹の変に人間的なシルエットといい、空に浮かぶ昼の月といい、何かしら宮沢賢治の童話の挿絵のようだった。
 桑の木が道のわきに並んでいた。みな背が低く、高いものでも腰の高さぐらいだ。もちろん、これらの桑の木からは長い枝がぐいぐい伸び、無数の葉っぱをつけることになる。どれも個性的な姿形をしている。