小比企高原で散歩カメラ(Sep. 14, 2008)

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 昨日の弟とのツーリングは420キロ走ったが、6,7箇所の峠を越したものだからFLTRでその2倍の距離走ったときよりも疲れた。
 朝起きると、実際には最近いつもそうであるようにグレコに起されたのだが、節々が痛い。ヒデマロとグレコに餌をやり、フローズンヨーグルトを食べると、再び寝床に横になって、テレビを見たり、本を読んだりして午前中は過す。
 下宿から帰ってきている息子はすっかりだらしない生活を送っていて、昼過ぎになってようやく起きてきた。昼食は一昨日ツーリングのお土産に買ってきた野沢菜をお茶漬けにして食べ、息子にはラーメンでも食べに行くように勧める。こちらとしては、息子をラーメン屋に送るその足で小比企高原を散策しようというのである。
 昨日ブックオフで買った田中長徳の『カメラは知的な遊びなのだ』(アスキー新書)に散歩カメラという言葉があったが、ぼくが使っている散布写真よりもよいので、今後はこの言葉を使おうかなと思う。いや、散歩写真と併用しようか、どちらも捨てがたい。
 というわけで、今日もいそいそと(実際にはヨタヨタとだが)小比企高原に向かったのは、友人のHからニコン用の広角レンズを頂戴したので、それをニコンのFM10に装着して散歩カメラを楽しみたかったからだ。レンズを交換すると世界が新鮮に見えるのはいつものことだが、元々広角レンズでの撮影が大好きなものだから、撮影が楽しくてしかたがない。カメラにはモノクロフィルムが入っているので、どのように写っているか、それも楽しみだ。
 小比企高原は畑以外は雑草が蔓延っていた。雨で流されてきた畑の土が乾いたのだろう、土埃の積もった小径を歩く。新しいビニールハウスが建てられたり(張られたりというべきか)、樹木が切られたり、小比企高原も2年ほど前に比べるとだいぶ変ってしまった。変化を否定するものではないが、風景は以前の方がよかった。
 写し終ったフィルムをカメラ店に持ち込み、現像とCD-Rへの焼き付けを頼むと(プリントはお金がかかるのでほとんどせず、CD-Rの画像の中の気に入ったものを自宅のプリンターで印刷することにしている)、白黒フィルムは現像を依頼することになるので日数がかかるという。カラーは30分も待てばできるのに、モノクロは日数がかかるというのは逆ではないかという気がするが、そうしたものなのかも知れない。