高速1000円ツーリング(Mar. 29, 2009)

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 昨日決行する予定が気温が低かったので断念した高速1000円ツーリングに行くことにした。
 9時半に家を出て八王子インターから中央高速にのった。最寄りのインターは圏央道の八王子西インターなのだが、このインターは中央道方面への入口はあるが、関越道方面への入口がないので八王子インターから高速に入ったのである。というのも、今回の思いつきプロジェクトは、中央道、圏央道、関越道、上信越道、長野道、中央道と走って、円を完結させることにあり、八王子西ではプロジェクトが完成しないからである。
 日曜日の渋滞を予想していたが、中央道も圏央道も、そして関越道も、通常の日曜日よりも車が少ないのではないかとさえ思えるくらいよく流れていた。快晴で秩父の山々もよく見えたが、風はやけに冷たかった。上信越道では雪を頂いた浅間山が富士山と見まごうほど形よく見えた。妙義山もその独特な形を誇っている。200キロほど走って東部湯の丸SAで休憩、ちょうど昼時だったのでレストランでミソダレの豚カツを食べる。
 上信越道と長野道のジャンクションを通過するときに距離計を見ると235キロであった。八王子から長野に行くのに、中央道・長野道を利用すべきか、圏央道・関越道・上信越を利用すべきかいつも迷うのだが、このジャンクションから家までの走行距離を調べれば、どちらが近いかわかるだろう。235キロという距離を憶えておくことにした。長野道では眠気との戦いだった。耐えに耐えて、松本の手前にある梓川PAで休憩してコーヒーを飲むことにした。
 梓川PAから先もたんたんと走る。しかし、1000円で走れるからと高速ばかり走ってきたが高速というのは退屈以外の何ものでもない。交通違反の講習を受けたばかりなのでオートクルーズコントロールで90キロほどの速度を保って走っているものだからいつになく退屈だ。給油のために双葉SAで休憩する。
 給油をすませば後は一気に八王子まで走るつもりである。上野原ー小仏トンネル13キロの渋滞とい表示が出ており、やはり恐れていた通り渋滞かと思ったが、今日は渋滞を避けて途中で下道に下りるわけにはいかない。表示通り上野原インター手前から渋滞が始まるが、ここは三車線が二車線になるから渋滞は毎度のことである。小仏トンネルの手前の渋滞は、相模湖から小仏トンネルまで上り坂になり、車の速度が低下するためらしい。普段すり抜けは出来るだけ避けているのだが、今日は積極的にすり抜けた。
 八王子インターのETCゲートを出ようとしたらバーが上がらない。スピーカーから係員の左側の駐車場にオートバイを停めて待っていてくださいという声がする。一律1000円にしたとはいえ、首都圏や大都市の高速では複雑な料金システムになっているために何にか不具合でも起きたのだろうか。それとも、八王子インターから高速に入り、一度も高速を下りずに八王子インターの出口から出るという例がなかったために機械が混乱したのだろうか。駐車場までやって来た係員のおじさんは、圏央道は別料金になりますという。えっ!そんな馬鹿な!と思ったが、事務所に向かって歩いていると、事務所の窓が開いて別の係員が顔を出して、やはり1000円だと叫んだ。
 ところで、八王子インターを出たところで距離計をチェックすると、472キロを表示していた。ということは、長野への2つのルートについてはほどんど距離の違いはないということだ。今回思いつきで高速1000円ツーリングを実行したが、一回やればもう充分だろう。