いつもながら
増富温泉ではリラックスできた。30度や35度の温めの温泉につかって瞑目していると、体の緊張が解け、じわじわとろとろと眠気がやってくる。1時間があっという間に過ぎてしまったのも、温泉が人肌のぬくもりだからだろう。
温泉で英気を養った後は
クリスタルラインの入口まで行ってみる。まだ桜が咲き残っているくらいで、木々にはようやく新芽が出てきたというところで、季節が一ヶ月ばかり後退したようだ。温泉でほてった体に森の風がさわやかだ。時刻は5時近くで、西日が渓谷に差し込み、新芽がきらきら光っていた。