車窓の田にも水が張られていた(May. 13, 2009)

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 グレコ母さんは朝から仔猫にミルクをやったり大変だ。ぼくも今朝はさほど早く家を出る必要がないのでミルクをやる。最初にくわえられてきた一匹はますます元気だ。
 車中では読みかけていた田山花袋の『時は過ぎゆく』を読み終えようと集中するが、ときどき良い景色があるとやはりカメラを向けてしまう。しかし、もちろん、よい写真など撮れない。『時は過ぎゆく』は傑作だ。一人の実直はもと士族とその家族、縁者たち生活を明治から大正にかけての大きな時代の変化を背景に描いている。