雲がわれて陽がさした

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電車が大月駅に到着するころ青空がのぞく。風景があかるくなった。実はいままで不快な気持ちにたえていた。高尾駅で下りの甲府駅に乗ると、いつになく混んでいたのだが、高校生ぐらいのカップルが四人掛けの席を独占し、だらしなく前の席に足をのせていたのを見て、ここ空いていますかと敢えて二人の隣に座る。しかし、本を読みながらも視野に入ってくるのは、女の子が男の子のまくりあげたズボンの裾から手を潜り込ませて太股を揉むような仕草である。幸い二人の悲惨な馬鹿カップルは大月駅で下りていったが、男の方は正面に座っていたのでそのアホヅラは見たくなくとも目に入っていたけれど、女の顔を初めて見て驚いた、何とブスだった!のである。昔、女性が振り返ったのを見てSheisugly!と書かれている小説を読み笑ってしまったが、まさにそれだった。ああ、悲惨なカップル!普段あまり他人の悪口は書かないのだが、青空が広がってきたからよいだろう。悪口を書いたらすっきりした。