天窓を閉め忘れあわや大惨事(Jul. 22, 2010)

 息子が昨日から八ヶ岳の家に来ているので、今日は大盤振る舞い。昼は中村農場で親子丼ぶりをご馳走し、夕食は小淵沢の井筒屋でうなぎを食べさせた。息子がどちらもうまいと満足してくれたのでぼくも嬉しかった。うなぎを食べた後、電車の時間に余裕があったので、高尾へ帰る息子を韮崎まで送る。
 韮崎からの帰途、黄昏れてきた八ヶ岳方面を見ると、にわか雨が来そうな雰囲気である。しまった、暑いというので天窓を開けっ放しで出て来たことを思い出す。雷雨にでも襲われたら、2階の部屋はどうなってしまうだろう。交通量は少ないことを幸いに田舎道を飛ばす。と、稲光が前方で光った。まだ雨は降っていないがもう一刻の猶予も出来ない。さらに飛ばす。しかしついに、フロントガラスに雨粒がぽつんぽつんと当たったと思った瞬間、一気に土砂降りになった。道は一気に川になり、車にブレーキがかかったような状態になると、大きな水しぶきが左右の羽を広げる。焦りに焦る。2階の部屋の惨状ばかりか、2階にたまった水がしみて一回の部屋の天井からもれる光景までもが目に浮かぶ。
 やっとわが家に到着。玄関前に車を乗り捨てて、玄関のドアを開けると、2階に駆け上がる。部屋のドアを開けると、いつもと変わらないように見えたので一瞬ほっと胸をなで下ろすが、簡易ベットに近づいて見ると、周辺の床に水たまりができている。布団を持ち上げると水がどっとこぼれた。すぐに階段を降りて洗面所へ行き、あるだけのタオルや手ぬぐいを抱えて再び2階の部屋へ行き、たまった水をタオルに吸い込ませる。水はかなり大量に吹き込んでいた。しかし、不幸中の幸いは、天窓に近いところに置いてあった同僚から借りている真空管アンプに水がかからなかったことで、とりあえず簡易ベッドの布団が濡れただけですんだことだ。
 あわや大惨事というところを逃れられたと思って安心していたら、しかし、開け放していた窓から吹き込んだ雨水がPowerBookG4にかかったらしく、パッドに指を触れてもポインターが動かなくなった。キーボードも調子がおかしい。これは困った。
 
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