雑木林は荒れていた(Sep. 18, 2011)

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 アルバイトへ行く息子をみなみ野駅まで送った後、どこか適当なところに車を駐車して、ぼくが小比企高原と呼んでいた場所を久しぶりに散策しようと思ったのだが、あてにしていた駐車スペースはもういっぱいで路上駐車はしたくなかったので泣く泣く小比企高原の散策は諦めた。小比企高原と呼び始めたのはまだ八ヶ岳の高原に住むようになることなど夢にも思わなかった頃からだったが、実際に高原地帯に住むようになったのだからもうそこを高原と幻視する必要はないのかも知れない。しかし、時期によってはほとんど毎日のように、少ないときでも週に一度ぐらいは通っていたのだから、ぼくにとってはそこは永遠の高原だ。小比企高原には今度オートバイで来た時に散歩することにしよう。
 小比企高原は諦めたけれども、どこか別の場所を歩きたい。八王子は武蔵野からは外れているけれども、雑木林が残っているような武蔵野風の場所を歩きたいと思って思い出したのが、館町高原だ。龍見寺の近くに神社があり、そこから竹林の中の小径を上っていけば雑木林があり、小比企高原ほど広くはないが、やはり高原のような雰囲気があるのだ。関係者以外駐車禁止とあったが、神社をお詣りする関係者ということでお寺の駐車場に車を止めて、神社の石段を上る。大きな杉の木と神社の屋根の上に青空が広がっている。暗い竹林の小径を上ると雑木林だ。木々は大きく育ち、林の中は薄暗い。林の空き地に近くの幼稚園の子どもたちを遊ばせる木製の遊具があったが、姿形もない。思いの外荒れている。林を抜けて眺望を楽しもうと思ったが、木々が倒れて道を塞いでいた。とても抜けられないので通り抜けるのは諦めたが残念である。
 今日は八ヶ岳に帰るが、遅くアルバイトから帰る息子のために夕食を準備しておこうと思い、食材などを買って帰る。ネコの缶詰も大量に買っておく。家に帰ると、昼寝していた二コが可愛い声で鳴いた。