八ヶ岳颪が身を切るように冷たい（Feb. 18, 2012）

　昨夜寝る時に見上げた天窓にはわずかしか雪がなかったが、今朝起きると雪にすっかりおおわれていた。窓から裏の道を見ると薄く雪が積もっている。陽射しは明るい。
　朝食後散歩に出ると、風が身を切るように冷たい。先日の雪は湿気の多い春の雪だったが、今朝積もっている雪は乾雪で砂糖を撒いたように見える。ときどき雪煙が舞い上がる。せっかくオートバイを運んできたのでプチツーリングに行こうと思っていたがこれでは無理だ。
　風がほんとうに冷たい。耳がちぎれるようだし、手袋を通して風の冷たさが伝わってくる。八ヶ岳は見えない。南アルプスは見えるものの、甲斐駒ヶ岳は雲に包まれている。鳥たちの動きが忙しないのでまた雪が来るのだろうか。