リスが 車に轢かれて死んでいたというので(Apr. 21, 2012)

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 陽が差して明るくなったので今朝2度目の散歩に出る。光を浴びたスミレが幸せそうだ。
 犬の散歩をしていたHさんと会ったので立ち話をする。先日、すぐ近くでカモシカを見たという。鹿は度々見かけるがカモシカというのはめずらしい。山で何かあったのか心配になる。その話の延長でリスに話が及ぶと、一昨日近くの道で車に轢かれたらしいリスの死骸があったので埋葬してやったという。近くで何度か見かけたリスではないだろうか。リスは枝から枝と伝わって行くが、道を横切るときは地面に下りることも考えられる。にわかに不安になり、心に影がさす。
 頭上でうぐいすが頻りに鳴いている。カメラを構えるが枝が邪魔してなかなか撮れない。写しても枝が陰って暗い写真しか撮れない。うぐいすの写真はめったに撮れないのでとにかくシャッターを切って後は写っていることを祈るしかない。
 近所でもようやく桜の蕾がほころび始めたが、満開にはまだ数日かかりそうだ。リスのことが頭を暗く過る。何度も見かけたリスだったら、もう近くでリスは見られないのだろうか。Hさんが言うには、近くの介護施設が出来る前は林でリスがいっぱいいたという。と、ヒマラヤスギの林の中で何かが動いた。ヒマラヤスギの太い幹にリスが取り付いていた。死んだリスは可哀想だが、とにかくまだ元気なやつがいた。
 介護施設から出てきた車が停まり、運転していた女性が「何をお撮りですか」と話しかけてきた。写真撮影がやはり好きなのだという。桜の情報などを交換し、写したばかりのリスの写真を見せる。ここはかつて林でリスがいっぱいいたそうですよというと、申し訳なさそうな顔をするので、ぼくが住んでいる家を森を切り開いたようですからと答える。