平沢峠から八ヶ岳を眺望する(Oct. 11, 2012)

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 朝は雲が多く微妙な天気だったが次第に青空が広がり始めたのでツーリングに行くことにした。しかし、出かけようとするとスタポンが吐いたり、電話があってやらねばならないことができたりしたものだから、家を出たのは11時近くだった。野辺山に八ヶ岳の眺望がよいところがあるのは知っていたが一度も行ったことがなかったので今日こそはと野辺山へ向かった。
 平沢峠というのはだいたいの見当がついてはいたが、地元のおばあさんたちがやっている食堂兼売店があり、110円のおやきを買い道を訪ねる。親切なおばあさんがその道は農道だけれどもオートバイならば大丈夫だろうと教えてくれる。おばさんには失礼だけれども何となくスタポンに似ていた。
 平沢峠からの八ヶ岳は確かに絶景である。わが家の近辺から見る八ヶ岳はやさしい稜線を見せてくれているが、平沢峠から見る八ヶ岳は峨々たる山容を見せてくれている。近くの獅子岩に登ってみるとさらに絶景だ。
 帰ろうとオートバイのところにもどると、パイプをくわえた老人が話しかけてきた。また例によって、これハーレー? 何cc?といったことを聞かれるかと思ったが、自分も去年までワルキューレに乗っていたという。80歳になったので止めたというから79歳までデカイのに乗っていたわけだ。もう充分にオートバイライフを楽しんだからか、もう乗れなくなった身を憐れむようなこともなく淡々と話してくれたので助かった。79歳! ぼくもそのくらいまで乗れるだろうか。70まで乗れれば御の字だが、その歳まで達者で体が動くならば乗っていたいものだ。
 昼食はどこで食べようかといろいろ考えていたが、道を教えてくれたおばあさんの店で食べることにした。店へ入ると、あら、もう登ってきたの? やっぱりオートバイは早いわねえという。天ぷらそばを食べる。味はともかくおばあさんとおしゃべりをして、気楽に食べられるのがよい。オヤキも安いし、これから近くを通ったら寄ることにしよう。
 瑞牆山の辺りの紅葉はどうだろうか。もちろんまだ早いに決まっているが、韮崎で買い物もしたいし、野辺山から川上村、川上村から信州峠を越えて瑞牆山の麓へ行ってみることにした。気持ちのよい森が広がっている。ダテカンバの葉は早くも黄色く色が変わっていた。