風が冷たかったので塩沢温泉で温まる(Feb. 11, 2013)

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 夜明けの少し前に目が覚めた。もう少し寝ていたかったが、ベッドの軋む音に感づいたスタポンが鳴きながらやってきたので仕方なく起きた。時刻は6時45分。初日の出は7時15分だったから日の出は30分ほど早くなったということだろう。見ると茅ヶ岳のだいぶ左側から日が昇ってきた。
 午前中は炬燵に入って仕事をしていたが、何とか目処がついたので気分転換に外に出ると、日差しは春の明るさだが風はめっぽう冷たかった。カメラを持つ手が千切れるようだ。手袋をするのを忘れていたが今日は必要だった。
 午後2時温泉に行くことにした。ケルンでコーヒー豆も買えるからと白州の塩沢温泉へ行くと、受付でティッシュペーパーを一箱くれた。長く休業していたので申し訳ないという気持ちのようだ。塩沢温泉のさして広くない風呂場は地元のおじさんたちでかなり混んでいた。しかし、いつもながらなかなか快適な温泉でゆっくり体を温めることができた。露天風呂にも入ろうかと思ったが、冷たい風が吹いているので止めた。
 ケルンでガテマラ400グラムを買い、台ヶ原宿を通りかかると、七賢酒造が酒蔵を開放していた。見てみたいが、近くに車を停める場所もなく、かなり離れたベルガという温泉施設の駐車場に車を駐めて送迎バスで見学するのだというので諦めた。17日まで開放しているという。
 ロプチュでチャイを飲んで買える。甲斐駒ヶ岳に茜色に染まった雲がかかっていた。時刻は5時を回っていたがまだ明るい。日が永くなったものだ。