庭は花盛り（Jan. 9, 2013）

　さわやかな朝であった。グレコ母さんいわく、地面がだいぶ湿っている、水撒きは必要ないんじゃないか。夜露が下りて土を湿らせたにちがいない。これが空気がひにゃりとさわやかな理由だろう。しかし、陽が昇ればたちまち地面は乾いていく。
　庭になった大人の小指の爪ぐらいの大きさのイチゴをヨーグルトに入れて食べる。色とりどりの花々を見ながらの朝食は美味しい。庭に下りて一巡りしてみると、昨日はまだ蕾であった薔薇が開いている。顔を近づけてみると、香りは微妙にちがう。
　グレコ母さんは夕方仕事があって12時過ぎの特急で帰ることになっているので、時間を惜しんで庭仕事に精を出す。しばらくフェルト制作をやっていないけれども、今はガーデニングに夢中なのだという。とにかくいろいろやることが多いようだ。楽しくて仕方ないらしい。
　ぼくは例よって水撒き、草花の撮影、そしてメダカに餌をやって、メダカが泳ぐ姿を飽かず眺めている。昨日植えた睡蓮を一回り大きな水鉢に移し、睡蓮を注文したらおまけでおくられてきた小さな睡蓮の根も植えた。
　12時過ぎグレコ母さんを小淵沢駅まで送る。駅弁をぼくの分まで買ってくれた。パン屋で朝食のパンを買い、パン屋の裏のすずらん池の木陰に車を駐めて駅弁を食べる。コーヒー豆を買いに白州まで下り、帰途、Jマートでメダカ３匹とホテイアオイ２株を買う。
　家に帰ったのは３時過ぎ。午前中庭で陽に当たっていたので疲れた。遅い昼寝をする。
　５時過ぎに目覚めた。だいぶ気温が下がっている。緑のカーテンの支柱とネットの幅が広すぎたので所定箇所に立てられるように幅を縮めた。メダカの水鉢が不安定なので石を置いて安定させる。スタポンと散歩する。