ツバメの巣が蛇に襲われる(Jun. 17, 2013)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

 今日は車で仕事に出かけた。オートバイの予定だったが、甲府が30度を越すという予報で、空冷エンジンでは辛いと思ったからだ。やはり車で行ってよかった。
 仕事は2時半に終わったので帰る。帰途のルートは茅ヶ岳広域農道を選んだが、山の景色の眺めながらのドライブは爽快だった。
 買い物をしたので帰宅は4時半。山も西日がぎらぎら暑かった。
 午後7時夕食の支度をしようとしたら隣の奥さんが外で叫んでいる。キッチンのドアを開けると、何か長い棒はありませんか、ツバメが騒いでいるので見たら蛇が巣を襲っているという。
 早速2メートルほどの棒などを持って行ってみると、屋根の庇の下の壁にあるツバメの巣から何やら黒いひも状のものが垂れている。確かに蛇で雛でもいてもう飲み込んでいるのだろうか、巣に頭を突っ込んでいる。
 5メートルほどの高さにある巣なので2メートルの棒では届くはずもない。巣の周りでは2匹のツバメが騒がしく鳴きながら飛び回っている。
 奥さんもツバメがかわいそうで何とか助けたいようなので家に入らせてもらい、巣の真下にある窓から棒で蛇を排除することにした。蛇の姿は見えないが、窓から棒をつきだして盲滅法突いて、さて、どうなったかなと棒を窓の内側に引っ込めると、何と棒に蛇が巻き付いており、開いた窓から家の中に入ってきそうになった。慌てて棒を窓からもう一度外につき出すが、蛇は棒に巻きつきながらこちらの手元に近づいてくる。ぎょっとして棒を放り投げると、棒は蛇を巻きつけたまま落ちていった。さあ、どうなっかた、蛇は墜落のショックで気絶しているのではないかと期待して外に飛び出すと、何と蛇の姿は消えていた。
 見るとスバメの巣はかなり壊れてしまった。ツバメたちは蛇がいなくなったので安心したのか鳴くのをやめて電線等に止まっていたが、巣が壊れてしまい気の毒なことをした。それにしても、蛇は垂直の壁も造作なく登れるのだなあと感心した。