上日川峠を越える（Aug. 11, 2014）

　台風一過の快晴とはいかなかった。午前中は雲が多く、次第に日が差すようになったけれども、台風の影響は残った。
　午後２時過ぎの電車でグレコ母さんは帰ることになったが、特急が混んでいるだろうから各駅停車で帰るというので長坂から１時間かかるけれども甲斐大和駅まで送ることにした。中央高速は普通よりも車が多かったけれども順調にに走れた。甲斐大和駅の電車の時刻を間違って覚えていたために焦ったが、何とか予定通りの電車に間に合う。
　そのまま帰途についてもよかったのだが、せっかく甲斐大和まで来たのだから少し冒険をしてみることにした。大和村から日川に沿って山道を上り塩山に抜けようと言うのだ。といっても最初からそのような予定を立てていただけではなく、初めて走る道なので出来るだけ奥まで行ってみようと思って車を走らせていたのだが、途中で塩山の裂石温泉の辺りに抜けられることがわかったのだ。車にはときどきすれ違うだけの寂しい山道だったが、途中には温泉があったり宿泊施設があったりダム湖があったりするので道路は一応整備されていた。とはいえ、山は深く、塩山側は厳しい九十九折りの急坂だったのでさすがに疲れた。塩山に出たときにはほっとした。一度オートバイで走るべき道だが、大型では大変だろう。
　グレコ母さんはまた金曜日に来るというが、またしばらく猫たちとの生活である。