さわやかな朝であったが次第に蒸し暑くなる(Oct. 4, 2016)

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 昨夜は帰宅後憔悴しきっていた。何もする気にならずソファで居眠りしたりぼんやりしていた。しかし、就寝前に今日の仕事の準備をしておかねばならないことを思い出して慌てて、結局床についたのは遅い時間になってしまった。
 今朝は雨も止み明るくさわやかだった。駅まで車を走らせながら富士山の美しい姿を見た。
 電車では『大菩薩峠』の続きを読むが、まだ71%しか読み進められない。机龍之介はさっぱり活躍せず、他の登場人物には動きはあるものの、物語は拡散したままで一向に一つの流れにならない。そのことに慣れてしまったから、別に一つの流れにならなくともとりあえずよいけれども、物語というよりも、大きな画布に登場人物たちが点在しており、それらをあちこち視点を動かしながら漫然と眺めているようで、小説を読んでいる気がしないことも確かである。
 読みながら次第に眠たくなったが、眠ってしまう前に甲府に着いてしまった。八王子から通っていた頃は、寝不足のときには車中で居眠りする時間が充分にあり、それが睡眠を調整していたが、今は通勤時間が半分になってしまったので調整弁の役を果たしてくれない。
 甲府は次第に雲が多くなり、次第に蒸し暑くなった。一週間でもっとも忙しい日なので疲れた。今日も帰宅後は昨夜同様だった。