午後５時の西日に照らされて散歩する（Sep. 28, 2018）

　久しぶりの快晴である。庭に物干し台を出して昨夜洗った衣類やタオルを干した。
　居間で仕事をする。考えなければならないことが多々あり、それをまとめる必要があるが、とりあえずデーターを拾い出す作業だけに止めた。
　午後グレコ母さんからFacetimeが入る。大変な事態が起こった、もう私も壊れそうという。側で孫が遊んでおり、こちらの声と映像にかわいく反応する。グレコ母さんの問いかけには答えられない。近くに住んでいればすぐにでも飛んでいってやりたいがそれができないところが辛いところだ。事態はやがて収束に向かったようだが、問題が解決したわけではない。
　すっかり心に影がさし、落ち着きがなくなった。解決がつかないことを家でぐじぐじ悩んでいてもしょうがないので散歩に出かける。グレコ母さんは散歩にも出かけられず申し訳ない気持ちが影をさらに濃くする。しかし、人の気持も知らないで、午後５時近くに西日に風景はどこまでも明るい。散歩している老婆に、気持ちの良い天気になりよかったですね、と声をかける。富士山も八ヶ岳もきれいだ。南アルプスは影になっている。
　今日は富士山が初冠雪だったという。