孫の子守に行く(Oct. 14, 2018)

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 今にも雨が降りそうな寒い朝だった。洗濯物などとうてい乾きそうにないがとりあえず干す。今日はグレコ母さんから子守の手伝いに来てくれとLINEが入ったので出かけることになっていた。
 長坂10時41分の高尾行に乗る。車中ではずっとソローの『森の生活』を読んでいた。内容の濃い本なので集中すればするほど頭が疲れる。しかし、やはり読むべき一冊だ。二度目の読書だがほとんど忘れている。
 高雄に着くと天気は回復した。バスでマンションの近所に着いたころには半袖でもよいくらいだった。マンションに入ると孫が迎えてくれた。以前は、誰?という感じでじっとこちらをしばらく観察していたがそれもなくなった。
 グレコ母さんに昼食を出してもらう。食後ショッピングモールへ孫を乳母車に乗せて出かける。20分ぐらいかかったが、中央線沿いの道路を行ったので電車が何本も行き来し孫は興味津々だ。
 ショッピングモールへ行くことになったのはグレコ母さんが孫の靴を片方なくしたからだという。同じナイキの幼児用スニーカーを買うことにしたが、靴下も合わせて6千円もする。
 おもちゃ売り場へ連れて行くと、孫はもう夢中である。しまったと思ったがもう遅い。孫はあちこち動き回りおもちゃに触り帰ろうとしない。それでなくとも体調が今一つのグレコ母さんはぐったりだ。
 役目を果たしたのでマンション近くのバス停から5時3分の高尾駅行に乗る。高尾発の電車は5時17分。充分間に合うはずなのだが、危惧した通りバスは渋滞にハマって乗り遅れてしまった。
 高尾文雅堂で時間を潰すことにする。欲しい本はあるが買うつもりはない。私設図書館の本の整理ができたら、以前のようには買えないが、必要と本を買ってもよいが当分先のことだ。店番をしている息子さんにお父さんは元気ですかと尋ねると、2年前に大腸がんで亡くなったという。享年66歳。少し早すぎる。
 帰途の電車でも『森の生活』。さすがに途中眠ってしまった。