鳩川源流は荒れていた（Oct. 22, 2018）

　秋の好天だった。午前11時過ぎ、せっかくグレコ母さんが来たのに、彼女は山へ来ると家の片付けや掃除に勤しむことになるものだから（みな散らかしやのぼくが悪いのだが）秋の森への散策に連れ出した。まずM1へ寄り、カレーパンを買う。朝食は遅かったが薄い食パン一枚にチーズとハムをのせただけだったのでもう少し何か食べたくて、美味しいM１のカレーパンを思い出したのだ。
　いつもの場所に車を駐車して鳩川源流への道を歩く。しかし、それにしても道は荒れていた。先の台風の雨で道は深く抉られ、地中に隠れていた石がむき出しになっていたし、倒木が道を塞いでいた。歩きにくかったが、太陽の光を木々の葉が透かし、光と影のコントラストが鮮やかな森はさわやかだった。ときどき立ち止まってバードコールを鳴らすと、小鳥たちが頭上の木の枝にやってきた。源流付近の荒れ様はさらに酷く道がなくなっていた。
　もう午後１時近かったが、ミヨシに行き、グレコ母さんは球根を買った。