山々はうっすら雪化粧（Mar. 31, 2019）

　久しぶりに陽光が降り注ぐ。しかし、風もあり、気温はさほど上がらなかった。外出して見れば、八ヶ岳も南アルプスの山々も薄っすらと雪化粧である。庭の土が濡れていたから夜半、山は雪だったのだろう。
　家にいては読書がはかどらないので文化村のぼくの文庫で『エセー』を読む。家にいれば何かと用事があるし、横になって読んだりしたりするものだから、集中力できなかったり、眠ったりしてしまうのである。かつての校長室は明るいし、文字も気持ちよく追えて楽しく読めた。人間と人間の差は、人間と動物の差よりも大きいとあった。然り。
　一時近くまで読書していたので外食することにした。しばらく行ってなかった中村農場で食べることにした。混んでるだろうなあと思っていたが、果たして予約リストを見ると先客がかなりある。iPadで谷譲次の『踊る地平線』を読みながら待つことにしたが、名前を呼ばれたのは一時間後だった。しかし『踊る地平線』のお蔭で待ち時間は苦痛ではなかった。