スズメバチに熊と間違えられる?(Jun. 22, 2019)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

 雨は降らないけれども、しっとり涼しい日が続いている。室内や木陰はTシャツ1枚では寒いほどで長袖のシャツを上に着る。生活が不規則ということもあるが、寄る年波で何事にも持続力に欠ける。こんな日は読書に最適なのでウッドデッキの椅子の背を倒し、大好きなヴォーン・ウィリアムズを流しながら『魔の山』を開いたが、十数ページで眠くなってしまった。
 昼は釜山港という焼肉屋を再訪した。3日前にグレコ母さんと初めて行って冷麺を食べたのが美味しかったこともあるが、店主のおしゃべりな韓国人女性が気さくで楽しかったのでいわゆる裏を返さねばと思ったのだ。今日は牛のプルコギを食べた。
 そのまま韮崎まで買物に行くことにしたが、途中寄り道をして増富温泉の奥へ入り、いつもの場所に車を乗り捨てて渓流沿いを歩く。青葉が目に染みる。絶え間ないせせらぎの音が心地よい。
 実害はなかったが奇禍に遭った。耳元でブーンと羽音がしたので見ると、3センチ近くもありそうな大きなスズメバチが目の下20センチばかりの胸の前をホバリングしていた。黒いTシャツを着ていた方熊と間違われたか。まるで匂いでもかぐように、ホバリングしながら胸にぐんと近づき後退する。それを2,3分間繰り返す。子供の頃から何度もアシナガバチなどに刺された経験があるので、ここで手で払ったり逃げようとすれば危険だということは身にしみて知っているので、体をフリーズさせる。ワン、トゥー、スリー、フォー、ファイブ、フリーズはアメリカのだるまさんころんだだ。やがて鬼は遊びをやめてお家に帰ってくれた。