自然現象
乳白色の霧が出てきた。
四月中旬の雪は経験したことがない。
暗く寒い日が続いていたこともあり、昨夜は敢えてカーテンを開けっ放しで寝た。朝日が部屋に差し込むのを感じたかったからだ。期待通り、まぶしく眼を覚ました。窓を開けて雨に濡れたウッドデッキに出てみると、キラキラ光っているところがある。氷がはって…
大学では第二外国語としてフランス語を履修し、大学院の試験も英語とフランス語で受けたのに、フランス語はほとんど忘れてしまった。トンブラネージュを知っているのはアダモの名曲のお陰である。 夜半には雨になるという予想だが、午後はずっと雪が降り続く…
前回の雪は溶けるのが早かったが、今回はなかなか溶けない。風が冷たいからだろう。軒下の氷柱もそうだ。
朝9時半、マンションの理事会があって会場である老人福祉センターへ行き、駐車場に車を停めて下りると、頭上に鱗雲とは違うがそれと似たような雲が広がっていた。季節が変化する萌しのように見えた。 午後6時、八王子から長坂の家に帰ると、長い間解けるこ…
仕事からの帰途、バスを降りて家に向かって歩いていると、雲がない夜空に月が輝いていた。月の右下には、金星だろうか、輝く星もあった。三脚を使わなかった割にはクリアに撮影できた。Nikon D90で撮影。
駅で電車を待っているときに頭上を見上げると鱗雲だ。鱗というよりも赤松の幹のようである。
午前中病院へ。駐車場に車を停めて見上げると、青空に真っ白な雲がもくもくと広がり陽に輝いていた。今日も通り雨があるのだろうか。露出設定を蛍光灯にセットしたまま撮影したので面白い雰囲気の写真になった。
猛暑の一日だった。北西の山々の上には入道雲。頭上の雲は綿をのばしたよう。日陰にいると風がすずしい。
裏高尾の桂の森はもう初秋の佇まいである。桂の落葉が足下に無数に積もっているからだ。 数年前に気がついたことだが、桂の葉は脂が多いのか、葉の上に無数の水滴が粒になり、それに脂が溶け出して凝固するようだ。それはまるでハート形の葉っぱに宝石を象眼…
帰途の電車ではずっと居眠りしていたので気がつかなかったが、高尾駅に降りると空が濃いオレンジ色に染まっていた。夕焼けを見るのは久しぶりだ。明日は晴れるのだろうか。
二週間ほど前に駅の階段から落ちて踵の骨にひびの入った息子が、下宿の部屋がひどい状態だから片付けに来てくれと連絡してきたので、グレコ母さんと片付けにやってきた。大学にはちゃんと通っているようだが、体を動かすのがめんどうなのだろう、たしかに部…
今日はよい天気だったが、ほとんど家にこもっていた。夕方買い物があって街へ出かけ、家族3人で久しぶりに外食したが、せっかいの快晴なのにもったいないことをした。朝起きると、ガラス窓に反射した光がゼラニュームの影をベランダの壁に投射していた。今…
午後、気分転換に車で外出した。幸い、小雨だったから、大きめな傘をさせば散歩しながら写真も撮れるだろうと走っていたら、突然、雲の底が抜けたような大降りになった。最近の雨はほんとうに油断ならない。
4月に亡くなった母の新盆で坊さんがお経を詠みに来てくれるというので午グレコ母さんと実家へ行く。今日も暑い日で、空には真っ白な積乱雲が眩しい。 お坊さんがオートバイで帰ると、急に激しい雨がある。しかし、涼しくなるかと思いきやただ蒸し暑くなった…
夏と秋が戦っているようだ。
午後、桂の森へ散歩に行くことにした。車を運転しながら見れば、入道雲がかなり活発に動いている。桂の森に着いて、日影沢に向かって歩いていると、急に空が暗くなった。最近ゲリラ豪雨があるので引き返すことにしたが、車に乗りこむや急に風が出て大粒の雨…
大地沢の沼地(以前は田圃だったようだが)の周囲を歩きながら写真を撮っていると、葉っぱの上の小さなまん丸い水滴がつき朝日にきらきら光っていた。
ニュースでもやっていたが、梅雨明けは雷雨が多いらしい。夕方、買い物に行った帰りに車のフロントガラスから見れば、黒い雲が北東の空にあり、ときどき照明を当てたように光っていた。ときどき雷光も見える。道行く人々も空を見上げている。マンションの駐…