ヱビスビールを飲みながら帰ろう

2005年10月11日(火)

 仕事の関係で、週の最初の3日間は正午ごろに職場に到着すればよく、電車の中で弁当を食べることが多い。ローカル線の車中はほとんどがらがらなので、弁当を広げることにはまったく抵抗がないばかりか、かえって遊山気分で楽しい。今日は弁当を作ってもらえたのでとりわけ楽しく、美味しく食べられた。若いころはつまらないなあと感じることもあったけれども、今はこののんびりしたローカル線のリズムが身体になじみ、こうして弁当は堂々と食べられるし、帰途の電車では缶ビールも飲める、足を投げ出しただらしない格好で本を読んだり、居眠りしたり、iPodで音楽を楽しんだり、車窓の景色を愛でることができるので、職場を変えようとは思わない。たとえ給料が2倍になっても、(ちょっと自信はないけれども)ラッシュアワーの混雑した電車で通勤するよりも、今のローカル線ののんびりした通勤の方を選ぶだろう。さて、今日は少し贅沢をしてヱビスビールを飲みながら帰ろうか。