早春の浜名湖ツーリング3(Jan. 25, 2007)

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 浜松西インターから東名にのる。もう帰るだけである。Sくんも飛ばし気味だ。満腹だし、さすがに疲労を覚えて、眠くてしかたがない。西日が路面や壁におとすオートバイとぼくの影と並走する。
 由比パーキングエリアにSくんが入る。もっと前にどこかで休憩するのかと思ったというと、100キロ走って休もうと思っていたが、ここがちょうど100キロだという。西日に茜色に染まる富士山がよく見える。コーヒーを飲みながら見ていると、その間にも、富士山の茜色は濃くなっていく。赤富士だ。
 この季節、東名から八王子に行こうと思ったら、往路で走った宮ケ瀬湖を抜けるにしても、御殿場から山中湖に抜けるにしても、凍結の心配をしなければならない。日中晴れていたからまず凍結の恐れはないだろうと思うが油断は禁物だ。安全という点では宮ケ瀬の方が安全だろうが、御殿場から山中湖に抜け、河口湖から中央高速を利用する方が近道だろう。ということでやはり御殿場で下りることにした。
 左手を上げて別れを告げるSくんにこちらも左手を上げたが、走り去るSくんにはこちらの上げた手は見えなかっただろう。すっかり夜になった御殿場の町を抜けて山中湖方面に。両側に雪が残る暗い道の一部がライトで白っぽく光ったりすると、凍結個所ではないかと緊張する。しかし、幸いなことにとくに凍結している場所はなかった。
 須走インターから東富士五湖道路に入る。この料金所はコインを受け皿に投げ込むタイプで通過は悩みの種であったが、ETCの御陰で何の苦労もなく通過。ETCのモニターになったときも、これで須走の料金所の通過も簡単になると嬉しく思ったことを思い出した。
 国道は凍結してなかったが、東富士五湖道路は富士山の裾野を走っているので、凍結の恐れはこちらの方がある。スピードを抑えて走る。それにしても寒い。いつかも寒い季節に夜この有料道路を走ったが、あまりの寒さに、食いしばる歯をがちがちならしながら、寒ィィィーと叫びながら走ったときのことも思い出した。そのときの電光掲示板の気温計は0度を示していたが、今日は何とマイナス2度だった!
 談合坂SAでトイレ休憩をしただけで一気に八王子まで帰る。高速の代金が河口湖からで800円だったが、通勤割引の恩恵にあずかったのだろうか。
 帰宅は7過ぎ。走行距離は545キロ。