桂の森を散策する1ー沢蟹(Mar. 30, 2007)

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 午後、グレコ母さんと裏高尾の桂の森へ行こうということになった。途中、グレコ母さんに枝垂れ桜を見せようと、狭い路地に車を乗り入れて高楽寺に行ってみる。どうやら昨日あたりが満開だったらしく、花のボリュームが昨日よりもないように見えた。朝の雨で散ったのかも知れない。また写真に収めようとカメラを構えたが、何とまたもや迂闊にも充電池を入れ忘れていた。がっかりである。しかたなく携帯で撮影した。
 桂の森に近づくと、逆光の中で桂の新芽が薄い緑色や紫色に輝いていた。ほんとうにきれいだ。電池の入れ忘れが悔しい。
 桂の森の中を散策する。桂の木も場所によって新芽の出具合がちがい、その辺りは高尾山の北側の麓で、日照時間が短い場所なので、まだほとんど新芽は見られない。桂の根元には一輪草が群生している。
 グレコ母さんはいつものように川の石をひっくり返して沢蟹を探している。地元の釣り人らしいおじさんがやってきたので、釣れますかときくと、夕方になったので釣に来たという。グレコ母さんが沢蟹を手のひらにのせているのを見て、沢蟹も川虫を食べるようになったから食べられないというようなことをいう。どういうことかわからないが、川虫を食べるようになると味がちがってくるらしい。だから、11月から2月が食べごろなのだという。
 桂の森も暗くなってきたが、樹の上の方は西日が当たっており、さらに上には深みを増した青空が広がっている。