山中湖、河口湖、西湖ツーリング(Aug. 19, 2008)

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 グレコ母さんは朝8時に車で出かけた。裏高尾でデイキャンプだという。
 午前10時、ぼくは昨日に続いてツーリングで出かけることにした。道志みちを急に走りたくなったのだ。道志みちを走って山中湖に出て、河口湖の湖北を走り、西湖のカフェMで昼食という予定である。
 道志みちは、青野原の辺りからすでに車が多かった。少し飛ばしたかったが、ゆっくり走る車の後を付いて行かねばならないのがつまらなかった。もう少し小型のオートバイならば追い越しをかけただろうが、無理はしなかった。今日も雲が多い。頭上は真っ青な空が広がっているが、前方の山々には雲がかかっている。
 道志の道の駅は通過する。やはり車が何台か先をゆっくりはしっている。しかし、山伏峠へさしかかる坂道に一箇所かなりの直線部分があることがわかっているのでそこに到るまで焦らずに走る。そして、その長い直線部分で数台を一気に追い越す。ぼくの後ろを走っていたオートバイもぼくに続いた。
 今日は富士山はあまり見えない。山中湖も霞んでいる。山中湖から忍野へ向かい、しばらく前に出来た新しい道を通って富士吉田に到る。
 富士吉田では渋滞につかまるかと思っていたが、幸い比較的スムーズに街を通過できた。河口湖大橋を渡、河口湖の北側の道路を走って、西湖のカフェMを目指す。西湖の湖北ビューラインはほとんど車が走っていない。悔しかったのは、リコーのGX100で風景写真を撮ろうと思ったのに電池を充電してくださいという表示が出て撮れなかったことだ。昨日も同じ警告が出たが、どうやら充電池が寿命を迎えたらしい。まさか、カメラに不具合がないとは思うのだが、その不安もある。
 12時半にカフェMに到着。駐車場はダートだし、斜面なので店の横の路肩にオートバイを停める。道路を走る車は少ないが、昼食時ということもあって、店内はほぼ満員である。ウェイトレスが、外のテラスにしますか、内の席にしますかと聞くので、テラスはいかにも気持ちよさそうではあったけれども、陽射しが強く暑そうだったので内のテーブルを選んだ。エビチリカレーとコーヒーを注文する。
 喉が渇いたので水ばかり飲む。他の客が食べているものがどれもみなおいしそうだ。とくにチキンとポテトがおいしそうだったので、今度グレコ母さんと来たときには食べようと思った。エビチリカレーは期待していたような味で、暑い最中を走ってきた火照った体にすっぱさがたまらなかった。コーヒーもおいし。これで2005円は高いか安いかといえば、リーズナブルであると思う。
 カフェMで食事をするという目的が果たせたので、後は純粋にツーリングを楽しむだけである。御坂峠を越えて、塩山から柳沢峠、そして奥多摩というルートが思い浮かんだが、昨日の今日なので無理をしないことにした。結局、西湖から国道139号線に出て、再び富士吉田、山中湖を通り抜け、道志みちで帰ることにした。空模様はあやしく、いつまた豪雨に襲われるかわかったものではなかったからだ。
 今日のツーリングの走行距離は193キロであった。
 写真は山中湖の風景である。南東は白い雲が巨大な山のように立っていた。