朝起きると
グレコ母さんが吐き気がするという。何か悪いものでも食べたのだろうか。それとも、最近風邪気味だったというからまたぶり返したのだろうか。帰る前に庭いじりをしたかったようだが残念である。
グレコ母さんはいつもよりも早い時間の高尾行き各駅停車で帰った。彼女を長坂駅まで送った後、一度家に帰り、CDやDVDを
金田一晴彦記念図書館へ返却に行く。
レインボーラインから図書館のある道路に通じる長い坂道を下っていくと、ほぼ前方に薄い紫色の富士山が鎮座しているのが見える。
秋天には巻雲が流れ、傾いた陽が
甲斐駒ケ岳に陰影をつけている。すばらしい風景だ。