墓参り(Sep. 23, 2011)

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八王子の家に行く用事があり、途中上野原市の実家に寄って墓参りをして来た。実家の周辺は環境が大きく変わり、もうほとんど郷愁を覚えることもないが、祖父母や両親の眠る墓地だけは辛うじて昔を思い出させる。ただし、近くに高校や大学ができたこともあって、田園ののんびりした雰囲気はやはり失われてしまった。かつては斜面に畑が広がり、コンクリートで作られた四角なため池があって、春など池を覗いていると、ゲンゴロウが水面に浮き上がってくると、尻に空気の玉をつけて水底の巣に繰り返し運んでいた。天気の良い日などは草原に腹ばいになって本をよく読んだ。父に連れられて弟たちや友達とよく登った山は高校や大学を作るために削られてしまった。故郷はやはり遠きにありて想うものだろう。
写真は撮ったが、アップは後日。