白樺は鬱金色に色づいて(Oct. 16, 2011)

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 甲府などは今日夏日だったようだ。午後はどこにも出かける予定はなかったが、昼食後、明るい青空を見ていたら少しオートバイで走ってみようかということになった。昨日甲斐大泉辺りに行くと紅葉がだいぶ進んでいたのでもう一度見たいとも思ったのだ。夏日とはいえ、高原の風はさわやかだ。甲斐大泉駅から天女山へ向かう坂道を上りながら色づき始めた木々を楽しむ。さらに清里方面へ向かうと紅葉は進んでいたが、休日ゆえに観光客が多いので絶景ポイントをパスして、野辺山へ向かった。野辺山まで来たら、欲が出て、遠方まで行くつもりはなかったけれども、せめて麦草峠を越えて茅野市へ下ろうと決めた。心配なのはガソリンで液晶モニターには130キロほど走行可能と表示されていたけれども当てにならない。たぶん半分ぐらいしか走れないと考えていた方がよいだろうと思いつつ、ガソリンスタンドで停まるのが面倒で走り続けた。野辺山から国道141号線で佐久まで走り、佐久からは国道299号線日本ロマンチック街道)で草麦峠を目指す。意外に道は空いていて、ときどき西日を真正面から浴びながら、しかし快適にワインディングを駆け上がる。と、ガソリンの残量がやはり気になりだした。何とか茅野市まで持つだろうとは思ったが、何があるかわからない。走行可能距離が100キロになった時点で、これはもう麦草峠越えは断念して諦めるべきだと結論出さざるを得なかった。しかし、せめて途中にある白樺の森までは行ってみよう、そして紅葉が見事だったら写真撮影を楽しんで帰ることに決めた。
 白樺の森は見事だった。西日を浴びて黄葉した葉が鬱金色に輝いていた。何て自然は豪奢なのだろう。ところどころに見られる紅葉がよいアクセントにもなっている。今日思いついて来てよかった。一週間後にはもう葉はほとんど散っていることだろう。