秋晴れの日の日没は物寂しい(Oct. 31, 2011)

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 昨日は雨で暗く寒い一日だったが、一夜開けると秋晴れだった。ものみな洗われたようにきれいで朝日をきらきら跳ね返していた。通勤の途中用事をすませる必要もあってヤマハSRで仕事へ行くことにしたが、二階の窓から見える八ヶ岳があまりきれいなので30分早く家を出た。山は八ヶ岳ばかりでなく、南アルプスも茅ヶ岳も富士山もきれいだったが、霧の底にあるのだろうか純白の雲におおわれた甲府盆地の上に青く突き出た富士山がとりわけきれいだった。
 職場の欅があざやかに黄葉していた。4時過ぎに職場を離れられたので、途中昇仙峡に立ち寄ってみようとも思ったが、すぐに日が暮れそうなので真っ直ぐ帰ることにした。韮崎や明野の辺りを走っていると、陽が南アルプスの山々の端に隠れようとしており、かすかにオレンジ色を帯びた光の条が甲府盆地に向かって真っ直ぐ延びていた。快晴の秋の日の黄昏は、空がどこまでも空虚で物悲しい。