鳩川水源地の森(Dec. 29, 2011)

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 昨日午後散策した鳩川水源地の森を散策する。昨日は途中で引き返してしまったが、今朝は行ける所まで行ってみようと森の写真を撮りながら歩く。静かで小鳥の鳴き声も聞こえない。と、頭上を鷲のような大きな鳥が舞っている。やがてカラスの鳴き声がかしましく聞こえ始めた。どうやら警告の鳴き声のようで盛んに鳴き交わしている。見ると頭上を鷲らしい猛禽類が羽を広げて数匹旋回している。ときどき鳥の影が地面を過る。昔ギリシャなどでは鳥占いが盛んだったようだが、猛禽類の大きな影がさーっと過ると何か不吉な感じである。木々の間に何か石碑のようなものが見えたので行ってみると、鷲らしい鳥が飛び立った。石碑には「鳩川水源地」と彫られてあった。水源地を守るためか金網で囲われている。傍らのせせらぎの上流を見ると、何か赤いものが目に入った。赤いのもに白いスジが平行してある。どうやら動物の死骸らしい。近づくと肉の色が赤くて生々しい。ほとんど啄まれていたが小鹿の死骸のようだ。森がやけに静かで小鳥の鳴き声も聞こえなかった理由もわかった。しかし、散歩するにはよい森を見つけた。別荘がここまで侵入していることは驚きだが、春や夏や秋は美しいだろう。残念だったのは八ヶ岳が間近に見られるのではないかと期待していたのだが見えなかった。