大雪の朝(Jan. 15, 2013)

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 朝起きて一番の心配は仕事へ行けるかどうかだった。寝間着のまま玄関から外に出るとどこもかしこも雪に埋まっている。それでも車の轍の跡があったものだから道は走れそうなことがわかったが、問題は車を道に出せるかどうかであった。雪かき用のシャベルで車のところに行くと屋根には50センチほど積もっており、タイヤは完全に隠れていた。雪の量に一周気圧されて絶望的な気分になったが気を取り直してシャベルで雪をすくってみると、軽い!、拍子抜けするくらい軽かった。まさにスノーパウダーでこれならば何とかなると勇気づいて雪をはいた。
 しかし、雪はきは時間がなくて不十分だったこともあり場所によっては車輪が空転して道に車を出すのは一苦労だった。駅までの道もパウダースノーとはいえ車に踏み固められて凍結したような状態になっており、どの車も慎重に走っていたとはいえ怖かった。それにしても駅までの道すがら眺めた雪景色は美しかった。早春とは違って気温が低いから溶けた雪が雫になって太陽にきらきら輝きながら落ちるということは見られなかったけれども、朝陽が雪に反射してまさに早春の雪の翌朝のように明るく眩しかった。駅の駐車場には車は少なかったが、借りている一画に車を入れようとするとタイヤが空転して大変だった。
 甲府も雪が残っていた。歩くのが怖いくらい凍結していたのは、夕方から雨になって雪に染み込んだからのようだ。