4日ぶりに外に出る(Feb. 17, 2014)

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 居間のカーテンを開けると、猫たちが元気に姿を現す。小さなコミケッコが雪の山を越えてやってくる。ぼくがダンボールの箱で作った家から顔を出したのはボロだ。まだボロボロだが、最初に姿を見せた頃のすさまじい様子はない。みんなが元気なので安心する。スタポンは静かだと思ったら居間の床に液体を吐いており、テレビの前でぐったりした感じて寝ている。
 最後に外出したのは先週木曜日に医者に行ったときだ。水曜日には大事な仕事があるし、そろそろ一度家を出てみよう。昨日も快晴でチャンスだったが、冷たい風が音をたてて吹いていたので我慢した。今朝はほとんど風もないようだ。まず玄関先の雪の壁を越えなければならない。前回の雪かきでは張り切りすぎて結果インフルエンザが悪化してしまったので最初から雪かきは断念し、とにかく外に出る切り通しを作りだけにする。幸い乾雪なので汗をかくほどの大仕事ではない。しかし、それでも体を動かし始めると咳が激しく出る。前の道は誰かが踏みしめたような溝のような跡があるだけだが、とにかくそこまで切り通せば、近くの県道に出ることも、近所の家に行くことも出来るようになるし、郵便配達も届けに来てくれるだろう。猫たちが何だ、何だ、散歩ならばお伴するよというように、玄関から切り通しを通ってついてくる。雪の風景はどこまでも明るい。空はきれいな青だ。風は冷たく澄んで胸いっぱいに吸うとインフルエンザも忘れる。