春のような陽気の一日だったが、陽は翳ってしまった(Feb. 26, 2014)

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 今日は春のようなぽかぽか陽気だった。韮崎の病院で精密検査を受けるために家を9時に出て中央高速で韮崎に向かったが、風景はまだ雪景色で、1週間以上も前に降った雪なのに、前日に降った春の雪の翌朝のような風景だった。
 病院の駐車場はやはりいっぱいだった。やむを得ず駐車禁止区域に駐っていた車が出たのでそこに駐める。病院はどこも老人たちが多くて気が滅入る。看護師が丁寧に問診をしてくれて、まずレントゲンを撮った。その後女医の診察があり、痰に血が混じっているというが、どす黒い血であれば肺から出たものだが赤いというのでは喉だろうと言われてホッとする。しかし、念のために、痰を調べたいからと試験官に似たガラスの容器を渡され、血液検査と胸のCTスキャンを撮り、その結果を見ながらもう一度女医の診察を受ける。しかし、このように書くと短時間で終わったようだが、朝受付をしたのが10時で、処方された薬の病院外の薬局で受け取ったのが午後1時だったから、約3時間病院にいたことになる。待っている間は、Nexus7のKindleアプリで久生十蘭の『顎十郎捕物帳』を読んでいたから退屈は覚えなかったが、気温が高かったこともあり疲れたててしまった。また、待合室で大量の血反吐を吐いてソファに倒れこむようにしていた老人の姿なども見たものだから何とも気が重くなってしまった。
 薬を飲むために食事をして、買物なども少しして帰ると、グレコ母さんからメールが入っており、正月に八ヶ岳まで来てくれたグレコ母さんの友だちの女性が午後4時に亡くなったという。深刻な病にかかっていたことは知っていたが、正月には優しい旦那さんと一緒でいかにも幸せそうだっただけにショックだ。わが家には3回来てくれて、最初のときは2晩泊まってグレコ母さんともう一人の友だちと楽しく過ごしていた姿も忘れられない。