遅まきながら初ツーリング(Mar. 25, 2014)

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 この前の土日、グレコ母さんと車で走っているとずいぶんオートバイを見かけた。毎春蝶々やハチたちが姿を見せるように、正直なもので春を迎えるとオートバイが姿を見せる。しかし、そのオートバイを見て何だか情けないなあと思ったのは、春が待ち遠しくてうずうずしていたライダーとしての自分がいつの間にかすっかり姿を見せなくなっていたことだ。八ヶ岳南麓の寒さが予想以上だったことや体調不良などいくつかの理由はあるけれども、何か大事なものを失っていたことはまちがいない。
 毎朝メールをくれるHさんがそろそろオートバイに乗れますねと促すようなメールをくれたし、今日はぽかぽか陽気だったものだから、せめてエンジンなりともかけてみようとボロボロのオートバイのカバーを外した。エンジンをかけると、何ヶ月もほったらかしにしていたにもかかわらず、すぐにエンジンはいい音を出した。以前調子が悪かったブレーキもとりあえず問題はないようだ。体調不良もあって気持ちが縮こまっていたが、ここらでほんとうに何か前向きに実行しなければならないと思ったものだから、今年初めてのプチツーリングへ行ってみることにした。
 50キロぐらいを目標に茅野市方面へ向かう。咳が出るが、ハーレーの鼓動が気持ち良い。富士見や原村の道路脇にはまだだいぶ雪が残っているが、さすがにもう道路は乾いていて走るのは問題ない。天候が崩れ始めて気温も下がってきたので30キロくらい走ったところで引き返したが、スピードを出さず景色を眺めながらのんびり走ったのであまり疲れは覚えなかった。