カッコウの鳴き声が聞こえ、雲雀は空高くホバリング(May. 23, 2014)

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 平日の金曜日午前中にめずらしくグレコ母さんがやってきた。お目当ては、三分一湧水で開催されている花のマーケットで、近在の花の生産者たちが集まって店開きし、花が安く買えるのである。迎えに行った駅から直行してみたが、駐車場に入ろうと車が列をなしているのを見て一度家に帰って出直すことにした。わが家からマーケットまでは徒歩で十数分というところなので、青々とした麦畑など初夏の風景を楽しみながら歩いて行くことにした。マーケットは盛況でグレコ母さんもお目当ての花があるようで一気にテンションも上がったようだ。わが家は標高900メートルあり、冬は氷点下10度以下に下がるので、宿根草を買うときには耐寒性の有無を必ず聞かなければならない。2人で両手に下げるほど花を買ったが、気がつけば昼食を食べるのも忘れて時刻はもう2時になろうとしていた。ちょっと行ってみたいレストランもあったのだけれども、もう歩くのにも疲れたので湧水の蕎麦屋で天ぷらそばを食べる。帰途は、昨年まではそば畑だったのが麦畑に変わった畑や田圃の中の道を選んで帰る。遠くでカッコーが鳴いているのが聞こえる。近くから雲雀の鳴き声もするので見ると畑の畦に姿があった。近づくと舞い上がり、風に向かって飛びながら高度を上げ、ホバリングを始めた。見ると、空のあちこちで雲雀がホバリングしている。鳴き声が空から降ってくる。青空を雲が編隊をなして甲府盆地方面へ流れている。今冬は大雪もあり寒い冬であったが、その分初夏の輝きは格別である。