ああ、雲になりたい(Nov. 10, 2014)

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

 モカに顔をなめられて目が覚めた。ベッドの上にはポコも寝ていた。就寝の時に部屋のドアをいつも閉めるのだが昨夜は忘れてしまったようだ。時刻は6時45分。ひどく眠たい。モカが鳴きながら盛んに顔をなめる。
 階下へ降りると、階段の下が濡れていた。おしっこ、やられたかと思ったが、それにしては水の量が多い。何か水の入ったものでもひっくり返されたかと思ったが、そのようなものはない。見ると、洗面所へ向かう短い廊下もびしょ濡れだ。トイレも風呂の脱衣所もびしょ濡れだ。先日も同じようなことがあったが、そのときよりもひどい。その時も理由がわからず首をひねったが、一体どこから水は出現したのだろうか。ふと昨夜遅く洗濯機をかけたことを思い出す。調べると床の穴に差しこんであった排水バブルが抜けていた。
 原因は判明したが、それからが大変だ。仕事のある日の忙しい朝なのにナンテコッタイと思ったが、放ったらかしにしておくわけにもいかない。タオルを2枚取り出して水を吸い込ませて風呂場で絞る。短い距離とはいえ何往復もしなければならない。猫の手も借りたいのに、猫たちは何だ、何だと近寄って来て邪魔するばかりだ。出かける前にクタクタだ。
 今日は気持ちよく晴れた。雲がのんびり浮かんでいる。ああ、雲になりたい、と思った。