中央高速を走行中にタイヤがパンクする(Mar. 12, 2018)

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 今日は快晴の温かい日だった。久しぶりに成長著しい孫の顔を見たくなったし、息子夫婦と孫が住んでいるマンションにまだ大量に残っている書籍を少しずつでもこちらに運ぼうと八王子へ行くことにした。
 春の暖かい日差しを浴びながら中央高速を走るのは楽しかった。山々は霞んでいたが笑っていた。ちょっと怖い思いをしたのは談合坂サービスエリアの手前で角材が道路上に落ちていたことで何とか踏まずに回避できたものの一瞬ヒャリとした。
 マンションに着くとグレコ母さんが子守を頼まれていた。孫はキョトンとした顔でじっとこちらの顔を見ていたものの、人見知りが始まったらしいがしばらくするとニコッとした。グレコ母さんがタコの縫いぐるみを放り投げると笑うというのでやってみるとあの赤ちゃん独特の笑いを見せる。
 2時少し前に嫁が仕事から帰り、3時には息子も仕事から帰ってきた。早速息子に手伝ってもらって本をビニール紐で括り、とりあえず車で運べる分だけ車に積み込む。
 5時頃に帰途につく。圏央道高尾インターから高速にのり、中央道に合流したときから何か違和感があった。車がおかしな動きをする。音楽を聴きながら走っていたが、車の音が異様に大きく聞こえる。小仏トンネルに入るとさらに後輪がひどい音を立てるし、車がくいっと横に動く。これはパンクだなと気がついたが、高速のトンネルの中で停車するわけにもいかない。せいぜいがスピードを落とすことができるだけだ。恐ろしく不安を覚えながら、スピードをなるべく落とし、急ハンドルを切らないように走る。トンネルを出た後も路肩に停車しづらい場所が続く。もう少し走れば出口専用の相模湖東インターがあるので何とかそこまで走り高速を降りることにした。料金所を通過すると、高速を走っているときよりも異音はさらに大きく聞こえる。甲州街道への出口にある信号の手前に車一台分のスペースがあったのでそこに駐車。車の外に出て後輪をチェックすると右側のタイヤはペチャンコでゴムも一部ズタズタになっていた。
 JAFに電話して救援を頼む。停車場所を伝えると、出口専用の場所にいるので高速を使って行かざるを得ない。到着まで2時間余り待ってくださいと言われる。トイレにも行きたいがどうしようと焦っていると、散歩中のおじいさんが通りかかったのでコンビニはないかと尋ねる。少し先にある、案内するというのでおじいさんについていくと、2分ほど歩いた所に古いレストランがあった。トイレにも行きたいし、おじいさんにここでコーヒーを飲みながら待ちますと店に入ると、店内はガランと誰もいない。スイマセンと声をかけると、客席のソファから誰かが急にむっくり起き上がった。客がこないので店主は遅い昼寝をしていたらしい。
 コーヒーを飲みながらふと考えた。高速を使って来るので時間がかかるというのならば、タイヤのパンクした車を動かすにはいやだけれども、このレストランの駐車場に車を持ってくれば2時間も待つ必要がないのではないか。店主にその旨話すと、高速で故障した車がよく駐車場で修理するしいいですよという。早速車を持ってきて駐車場のじゃまにならないところに停める。レストランに一杯やりに来た近所の豆腐屋だという人が出てきて心配してくれる。駐車場からは相模湖のダムも見える。そのうち電話があり、予定よりもだいぶ早い時間に来れるという。
 しばらくしてJAFの大型のレッカー車がやってくる。運転手が保険にロードサービスが付いているのではないかという。そういえばそうだ。先にJAFに電話したが、まず保険のロードサービスに電話すべきだった。いつも自動車保険で世話になっているHさんの携帯に電話するとロードサービスの電話番号を教えてくれた。自分でもiPhoneの連絡先に登録してあるはずだが、落ち着いているようでやはりパニクっていたのだろう。やることなすこと普通ではなかった。
 幸い保険会社のロードサービスはJAFと提携していた。15キロまでは無料だが、それ以上の場合は15万円までは保証してくれるという。時刻が時刻なので修理工場は閉まっており、仕方がないので相模湖から北杜市の自宅までレッカー車で運んでもらい、明日再度レッカー車を頼んで修理工場へ運んでもらうことにした。
 帰宅は午後8時。レッカー移動は101キロ。かかった金額は7万円余り。明日甲府までまた運んでもらうにしても当然15万円内で済みそうだ。
 それにしても、いつどこでパンクしたのだろう。今思うと、朝八王子へ向かっているときにはバチっという音が聞こえたが、そのときにパンクしたのかも知れない。八王子までは普通に走れたので気にもとめなかったのだ。