黄昏、散歩していると(Sep. 11, 2018)

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 薄曇りの一日。
 午前中、昨日八王子から運んできたCDをトランクから下ろす。大量のCDは重い。クラシックのCDがほとんどで、どれもよく聴いたものばかりだ。しかし、一部はまだ十分聴きこなしていないものもあり、音楽の聴き方もストリーミングが主になったけれども、いくらでも時間がある身なのでこれからまた楽しみに聴くことにしよう。
 書籍はそのまま旧小泉小学校へ運ぶ。校庭では犬の訓練をしているが静かだ。車から本を下ろして窓の下に置き、一度正面玄関の鍵を開けて入り部屋の窓を開放、また外に出て窓から本を入れる。新しく作ってもらった七段の書棚に和書を入れたが、洋書などはまだ床に広く積み上げてあるだけだ。廊下側の壁の壁紙を剥がす作業が進行中で、剥がし終わったらコンクリートの壁にペンキを塗り、さらに七段の書棚を作りつけることになっている。たぶんそれでも本は入り切らないだろが、それが終わればだいぶ片付き、読書会なども開催できるにちがいない。
 黄昏近く、散歩に出た。散歩に出ないのを天候不順のせいばかりにできない。体調を整え、ダイエットにためにも、歩く習慣をつけなければならない。山々は裾の方は見えるが、ほとんど雲に閉ざされている。沈む夕日が木々の間に見える。ススキの丈が高くなった。ママコノシリヌグイがかわいい蕾のような花をつけている。野は次第に薄暗くなる。歩いていると、この地に初めて移ってきて一人暮らしを始めたばかりのころのとりとめのない寂しい気持ちを思い出した。