孫の子守に出かける(Jun. 27, 2019)

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 早朝6時に起きて、長坂7時発の高尾行に乗る。孫の子守を頼まれて10時前に息子夫婦の住むマンションに行かねばならなかった。車ならば一時間遅く出ても間に合うのだが、睡眠不足での運転は避けたかったし、何よりも各停でのんびり旅しながら読書をしたかったのである。
 10時少し前にマンションに着く。いないと思っていた息子も仕事を休んでいた。2日前の深夜何かにあたって救急車デビューをして、前日夕方まで病院にいたので今日も休んだのかと思ったら風邪を引いたのだという。
 嫁が歯医者の予約が10時だというので出かけている間ぼくが孫の相手をする。孫は乗り物が好きなのでミニチュアの乗り物で遊んだり、絵本を開いたりして何とか時間を潰せるが、一瞬たりとも気が抜けないので疲れる。
 嫁が昼近くに帰ってきたが、今度は孫が小児科へ行くのだという。ぼくも銀行に行く用事があったので一緒に出る。孫が抱っこと両手を差し上げるのでしばらく抱っこして歩くが、ゆるやかな坂道とは言え疲れた。それに今日の八王子はひどく蒸し暑かった。ようやく乳母車に乗ってくれた。
 銀行へは20年以上ほったらかしにしていた口座の解約に行ったのだが、住所の変更、印鑑の変更などの手続きもしなければならず何枚も何枚も書類を書かされた上、手続きにはさらに一時間かかるという。嫁に電話するとちょうど診察が終わり薬が出るのを待っているということなので、中間地点で会ってどこかで昼食を食べることにした。息子も一緒に食べられればよいと思って電話すると高尾駅のクリニックにいるがまだ名前を呼ばれないという。それではわれわれが京王線で高尾に行き、そこで息子も交えて昼食を食べることにした。
 孫が電車を喜ぶ顔を見たかったのだが、駅についたら孫は眠ってしまった。高尾のクリニックの前に行くとちょうど息子が出てきた。食事はクリニックのビルの一階にある西海というラーメン屋ですませた。以前はよく食べた店だが、ここももう10年以上ご無沙汰だった。
 店の前で息子たちと別れ、ぼくは京王線で再びめじろ台にもどり、解除した口座に残っていた一万円余りを受け取り、京王線でまた高尾に戻る。
 高尾発のJRの下り各駅停車の時間まで半時間あったので古本屋の文雅堂を覗いてみることにした。若い店主が前回ぼくが宇都宮貞子さんの本を2冊買い、いつも探しているという話を覚えていてくれて『秋の草木』を出してくれた。
 帰途の電車では本は開いたものの殆ど眠っていたい。やはり車で来なくてよかった。
 街を歩きながらあじさいをよく見た。