ヤビツ峠と三国峠2(Oct. 26, 2006)

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 三段の堰堤を撮影してさらに奥に進む。車が出合うとすれ違うのに苦労するような狭い山道が続く。樹木に遮られてよく見えないが、渓の反対側の山の木々はだいぶ色づいているようだ。
 道は少しずつ高度を上げて行く。途中、数年前にグレコ母さんとコーヒーを飲んだことのある食堂があるが、今日は駐車場にロープが張られ、何か工事をしていた。さらに道を上ると、湧き水が出ている場所があり、ポリタンクやペットボトルを用意した人たちが水を、争うように(そんな風に見えた)酌んでいた。美味しい水が出る場所にはよく見られる光景だが、山歩きをしている人が気軽に喉を潤すことができるような雰囲気に欠けるところがいやである。
 峠には駐車場があり、車がかなり停まっている。そこを通りすぎると、道は下り始め、眼下にきらきら輝く秦野の町並みが見える。
 道をさらに下ると、駐車場のある展望のよい場所があるのでそこで休憩することにした。オートバイを停め、景色を眺める。右の方向に真鶴岬が海に突き出ているのが見え、左の方を見ると、江ノ島三浦半島が霞んで見える。雲が多く、雲間から光が降り注いでいた。