雨の中の散歩、今夜は霙になるらしい(Mar. 24, 2010)

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 昨夜はよせばよいのに深夜まで起きていたので今朝はすっかり寝坊してしまった。寝坊したばかりか、昼近くまで寝床にもぐっていた。いかにも情けないのでせめて小説でも読もうと、昨夜読みかけたまま途中で眠ってしまった大岡昇平の短篇「逆杉」を読み始めたがすぐに気がつけば意識が飛び同じ箇所を何度も読み返す。それでも何とか読み終え、次いで同じ雑誌の戦後短篇名作に収録されている「眠狂四郎」を読み始めたが、やはり同じように気がつけばこっくりしている。
 昼食後、さて何をしようかと考えるが、どうも何もする気になれない。先日運送屋に運んでもらった山のような段ボール箱を開けて本を整理すべきなのだが、こういう仕事は今日のような雨の日にやるとさらに気持ちが沈んでしまうような気がしてやる気にならない。外出するのが一番よいのだが、温泉と買い物ぐらいしか思いつかない。リゾナーレのBooks&Cafeはこういう日こそ行くべきなのだろうが、それも面倒だ。結局、温泉と買い物は夕方に行くことにして、とりあえず近所を散歩することにした。
 ときどき車とはすれ違うが、人の姿を見かけることはない。皆さん、家にこもって何をしているのだろう。ルーラルコテージを借りたという女流画家の流郷さんは製作に勤しんでいるのだろうか。梅の花もようやく開き始めた。スイセンは雨に打たれながらもけなげに咲いている。