妖精セセリチョウ(Aug. 27, 2011)
田畑の畦などにニラの花が咲き始めると、セセリチョウを目にすることが多くなる。グレコ母さんを駅まで迎えに行き、帰宅後、庭に生い茂ったコスモスなどを切り倒す。コスモスは嫌いではないが、あまりにも大きく増えすぎると、他の植物の日照権を侵害するし、土の栄養も奪ってしまうので致し方ない。コスモスを切り倒して片付けた後で庭を見てまわると、フウセンカズラがルコウソウがかわいい花をつけており、アカマンマの花も可憐だ。昔の少女たちがアカマンマのつぼみを赤マンマに見立ててオママゴトをしたとすれば、何て素敵なことだろう。腹が大きく膨らんだ草の色と同じ緑のカマキリがいる。しかし、何よりも可愛いのがセセリチョウで、正面から見た顔のかわいらしさには言葉を失う。黒いボタンのような目もいい。黒い長い舌を出して蜜を吸っていた。まるで妖精だ。