美しい蕎麦畑に痛みはない(Aug. 27, 2011)

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 腰の痛みがひどくなったが、午後4時鎮痛剤をのんで散歩に出る。午前中グレコ母さんを迎えに行ったときに蕎麦畑があまりにもきれいだったので夕刻の光の中で写真を撮りたかったのである。とくにちらっと見かけた赤い蕎麦の花を近くで見たかった。しかし、鎮痛剤は即効性のものではなかったので、歩いているうちに痛みはいよいよ激しくなった。ときどき歩くのが辛くなり石垣などに腰掛けて痛みの去るのを待った。腰掛けて上体を前に屈めると多少痛みがやわらぐようであったが、それも一時的なことにすぎない。歩き始めるとすぐにまた激しく痛む。額に脂汗がにじむ。以前も同じ腰痛、というよりも脊椎狭窄に苦しんだので不安が募る。グレコ母さんに電話して迎えに来てもらわねばならないかも知れない。しかし、我慢して歩く。きれいな蕎麦畑が広がっている。写真を撮ることで痛みを忘れようとしたがダメだ。腰のあたりが熱を帯びているようだ。しかし、そんなに苦しんで撮った写真には痛みの痕跡はない。ただただ美しい。