朝の森には光と影のドラマがある(Oct. 28, 2011)

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 昨日のツーリングが祟ったのだろうか、体の痛みで早朝に目が覚めた。目が覚めても、体を動かすと痛いので、小一時間ばかりうつらうつらしながらベッドでじっとしている。夢見も悪かった。寝る前に、増村保造監督、安田道代、小沢昭一主演の「痴人の愛」をDVDで見たのも悪かったのかも知れない。映画は傑作だが、安田道代演ずるナオミが「ジョウジさん」という度に、自分が呼ばれているようで何ともこそばゆく、見た夢はおよそ「痴人の愛」とはちがったけれども、どこか繋がっているようにも思えたのだ。やがて意を決して起きるが、体の芯が萎えたようにふらふらする。トイレや歯磨きや洗顔をすませ、朝食の準備などをしていると、やがて体の芯ももう一度固まり始めて、痛みは引き、体も少ししゃんとしてくる。カメラを2台下げて散歩に出る。一台はいつも持ち歩いているシグマDP2sで、もう一台は、2週間ほど前にウクライナから届いたもののシャッターが動かず半ば諦めていたロシア製のカメラ・キエフで、甲府の中古カメラ店で見てもらったら動くようになったものだから、試し撮りをしようと持ちだしたのである。今朝も雲ひとつない快晴である。まだ太陽の位置が低いので、影は濃くて長い。森を歩きながら撮影していると、光と影がドラマチックな演出をしてくれる。さて、キエフではどのように撮れただろうか。