芸術は失敗の賜物ー失敗が恐ろしい美をうんだ!(Oct. 28, 2011)

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 eBayで購入しウクライナから届いたロシア製カメラはミラーがアップしたままもどらなかったためにシャッターが切れなかったために、ウクライナにクレームのメールを何度か送ったが、心配無用、送った時にはちゃんと動いていた、スペシャリストに相談するか、送り返してくれという返事であった。送り返してやりたかったがそれも面倒だし、とにかく一度専門家に診てもらおうと昨日中古カメラ店に持ち込んでチェックしてもらったが、店主も初めて見るカメラだというので恐る恐るレンズなどを外してチェックしていたが、アップ状態のミラーを指で触れたら簡単に元にもどってしまった。昨夜ウクライナに、原因はミラーアップで一応直ったが、専門家の意見だと、またいつ同じ症状が出るかも知れないとメールを送ると、すぐに返事がきて、郵送の途中でひっかかったのだろう、もう同じようなことは起こらないだろうとあった。とにかく、シャッターが切れるようになったので早速27枚撮りのフィルムを入れて散歩に連れ出して、近所の秋を撮影した。そして、午後買い物ついでにフィルムの現像も頼んでやってもらったのだが、現像から上がったフィルムを見て愕然とする。明らかに露光が見られてほとんどまともに写っている写真がないではないか。またクレームのメールかといやになったが、帰宅後フィルムをスキャンすると、案の定27枚のうちまともに写っていたのは1枚だけである。がっかりする。糞忌々しいウクライナめ!と危うく叫ぶ所であったが、何と写真をよく見ると、美しいのだ!? 失敗が傑作を生んだ? 芸術を生んだ? 偶然の失敗が恐ろしい美を生んだようだ。