小海線大曲(大カーブ)と大滝湧水(Oct. 29, 2011)

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 北杜市長坂町へ移って2年近くになるが、一度も行ったことのない場所が2箇所(実際にはもっとたくさんあるが)あった。小海線大曲と大滝湧水である。木曜日一緒に仕事をした人が小海線の大曲で撮影した山を背景に走る電車の写真を見せてくれたことから、そういえばまだ一度も大曲へ行ったことがないなあと思い出し、今日は八王子からグレコ母さんがやって来ることになっていたが昼ごろだというので、それではSRで行ってみるかとなったのである。道は昨日パン屋のセルクルのご主人から聞いていたので迷うことなく、意外とあっさりと大曲の内側に行けた。田圃が広がり、八ヶ岳南アルプスの見える気持ちのよい場所だ。田植えの時期や稲穂が黄金色の時期はすてきだろう。携帯で小海線の時刻をチェックすると、15分ほどで上りと下りが相前後して通ることがわかった。にわか撮り鉄は緊張してカメラを構えたものの、やはり鉄道写真は難しい。走っている電車を撮ったというただそれだけの写真になってしまった。
 大曲の帰途、前から気になっていた鳥居を見て、まだ迎えの時間まで余裕があったので、その先に何があるか探訪したくなった。鳥居の先には中央本線の土手がありトンネルになっているのである。散歩していた近所のおばあさんに聞けば大滝湧水があるという。トンネルを潜ると、はたして神社があり、写真で見たことのある大滝湧水があった。豊富なきれいな水を利用してわさびを栽培していることは知らなかったが、みずみずしい緑のわさびを見ながら神社の方へ向かうと、岩場から突き出た大きな樋から盛大に水が滝になって流れ落ちている。神社は大きな樅の木などで守れており、なかなか森厳な雰囲気もある。一度家に帰り、グレコ母さんを小淵沢駅まで迎えに行った帰途、グレコ母さんを案内すると彼女も感激していた。特急の窓からすてきな神社が見えたが、ここだったんわだと喜んでいる。神社の隣にはレストランもあり、裏の池ではマスなどを飼っており、釣り堀まであった。